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【想定内】

【大統領の実力、T-50アのメリカ輸出は水の泡に終わるのか?】
2016.06.19 08:48 東亞日報朝鮮語版

 軍当局周辺で、妙な噂が飛び交う様になったのは5月下旬を過ぎた頃の事だった。韓国航空宇宙産業(KAI)とロッキードマーティンの共同で、国防部と防衛事業庁が支援するT-50の対米輸出事業が、主人公 パク・クネ大統領が力を入れた事業成功の見通しが不透明になっているというののである。この頃から関係部署の周辺は、「担当者の表情が憂鬱」そうな事に気付いていた。

 1,000機で50兆ウォンと聞くだけで、アメリカ国防省が推進する高等訓練機(TX)事業の規模が分る。米軍の老朽化訓練機T-38の代替事業は、基本物量350機(約17兆ウォン)、米海軍などの追加オーダーを考慮すれば最大1,000機に増加する可能性がある。更に、アメリカの友好国など、ワシントンの『先例』に従えば2,000機に達する可能性があるとの分析もある。簡単に言えば、世界の高等訓練機の標準が、このプロジェクトで決定する事を意味する。

『Buy American』と考慮すると・・・

 T-50は、KAIとロッキードマーティンが1997年~2006年まで2兆ウォン投入し、共同開発した独自機種である。韓国空軍が2010年50機購入し、2011年インドネシアに16機輸出した。戦術入門訓練機TA-50、軽攻撃機FA-50など、派生機種が製造され、KAIとロッキードマーティンはTX事業に向けT-50Aに改良し、6月2日試作機の初飛行に成功した。選定に関連するアメリカ国防総省の時刻表は、2017年3月まで提案書の提出、同年年度末、機種選定・契約である。アメリカの予算状況により遅延の可能性が高いと評価されている。

 「今回の事業は、単なる航空機の輸出で無く、我が国の航空産業の長期的な発展と、韓米共同の繁栄と言う大きな意味を持つ。事業の成功の為、最善を尽くして欲しい」、2015年12月17日、パク大統領が慶南(キョンナム)泗川(サチョン)で行われた『TX公開記念イベント』に出席した際の発言である。政府がこの事業に、どの程度積極的に参入するつもりなのかを示している。一部は最近数年間、韓国軍の大型航空武器導入事業を、『一気に処理』するロッキードマーティンの関連イベントに、大統領が出席した事は適切だったのか?疑問を呈している。国防部と防衛事業庁は、直接的な利害当事者では無いが、輸出事業を支援する次元で、KAIと協調している。某政府関係者は、「大統領の意志が反映された事業と見るや競うように乗り出す雰囲気」と伝えた。

 すでに本格的に始まった事業で、しかも初飛行に成功した時期に流れる悲観論の背景とは何か?確認出来た事は、アメリカ内部の力関係で、T-50が選考対象になる事は難しいと見られている事である。近年アメリカでも、ロッキードマーティンの受注実績が際立ち、アメリカ政府がボーイングなど他の事業者に『配慮』せざる得無い状況にあるとされる。その為、ボーイングの軍用航空機生産工場があるミズーリ州と、ロッキードマーティンがT-50の生産施設の建設を発表したサウスカロライナ州出身の有力政治家の緊張していると、ワシントンの政界関係者が発言した事が確認された。

 反論も侮れない。これまで、アメリカ政府は、大型武器の導入事業に政治理論を持ち込んだ事は無く、韓国的な見方と解釈による誇張に過ぎないと言うものである。更に、提案書も作成されず、ボーイングやノースロップグラマンなど、ライバル会社は具体的な機種さえリリースしておらず、有利・不利を断定するのは早いと指摘されている。

 しかし、様々な周辺条件を調査した結果、状況はT-50に有利で無い事が明確になる。某海外航空専門家は、「T-50は、すでに完成された機種を改良するものだが、ライバル機種は、アメリカの好みに合わせ、新たな絵を描くもの」と伝えた。すでに検証された機種である点、開発費が安い事は卓越した競争力だが、今後数十年間を見通し、新たに提示されるアメリカの要求を、体系的に反映する事は、完成品には難しいと言う事である。更に、アメリカの国防予算状況次第で、事業の日程が遅延する可能性が高いと見られ、すでに完成品を保有する事の優位性は薄れていると分析されている。

 更に、注視すべき部分は、大統領府と政府の大規模な支援の動きが、受注戦に有利に作用しないと専門家が評価している事である。アメリカ政府の防衛産業の政策基調の1つ『Buy American』問題が代表的である。価格や性能など、条件に大きな差が無ければ、可能な限り自国企業を優先する、この規定を考慮すれば、『T-50は、韓国の独自機種で、実現すれば快挙』とする理論を、韓国政府が強調する事は、決して有利に働かないと、TX事業に参加しない某外資系軍需企業関係者は話した。

 『受注戦略』としては、共同事業者のロッキードマーティンを前面に、低姿勢を維持する方が遥かに有利である。韓国政府が、このような攻撃的広報を選択した理由が分からない。もしかすると大統領府は、これを創造経済の一環、大統領の成果を誇示するチャンスと考えているのかも知れないが、正しい判断とは思えない。果たして実務部署に詳細を報告したのか?大統領府が諸般のあまねく状況を検討したのか?さえ疑わしい。大統領が乗った神輿を、皆が腕まくりして担いでいる様なものである。

『大当たりのLOTO』誰が言い出したのか?

 一部は、政府の予想した利益も、水増しされていると話す。TX受注に成功すれば、最終組み立てや納品はロッキードマーティンがサウスカロライナ州グリーンビルで行い、代金はKAIが7割、ロッキードマーティン3割で分け合う。しかし、韓国航空産業の現実からすれば、我が国の7割の取り分の相当部分は、海外の航空企業から部品を購入し、組み立てる事に使う事になる。これは、事業で発生する雇用創出などの経済誘発効果や、50兆ウォンの代金から受取る約30兆ウォンの相当部分が、海外に流出する事を意味する。勿論、成功すれば膨大な成果である事は間違いないが、政府が吐き出す『大当たりLOTO』レベルのバラ色予想は誇張されたものである。

 KT-1。イ・ミョンバク大統領の兄イ・サンドク元国会副議長が2011年、ペルー輸出を成功させたとしてメディアを飾った国産基本訓練機である。当時の賑やかな雰囲気とは異なり、実際ペルーの購入は20機で、追加購入は、ペルー国内の政治状況が絡み合い不可能になったと、軍需・航空業界は評価している。「韓国政府の攻勢的な求愛が、事業の受注や拡張に悪影響を与える可能性がある」との懸念は、2011年当時すでに提起されていた。某業界関係者は、「政府が本当にTXの受注成功に興味があるのならば、近い将来遊休施設が発生するT-50の生産ラインの問題を解決した方が遥かにいい」と皮肉った。
http://news.donga.com/NewsStand/3/all/20160619/78738903/1

T-50が採用される事はあり得ないと思っていたから、別にどうと言う事も・・・。
散々ホルホルした挙句に失敗し、悲観的な雰囲気になるのはいつもの事だし。(笑)

韓国が製造するT-50と、アメリカでロッキードが製造するT-50が似て非なりな事も想定内。
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nanakotedy

Author:nanakotedy
イタリア ローマで生まれ、10歳までイタリア育ち
大学卒業後、帰国
母方の祖父母と同居中

度重なる歴史認識の違いと言う言葉に、改めて近代史を学び直しています

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