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【(祝)清算型法廷管理第1号 Part.2】

【タコ足式拡張・モラルハザード・・・結局法廷管理STX造船】
一時世界3位の好況に陶酔/STX大連建設など無理な海外投資/中国企業と出血競争・・・赤字雪だるま/経営陣不良隠蔽の為会計操作も
2016.05.25 23:21 韓国日報

 2008年、造船業界が享受した好況が終わったと記憶している。同年STX造船海洋は、年間受注実績で世界3位に上がる気炎を吐いた。業界では、現代重工業、大宇造船海洋、サムスン重工業と並び『Big4』と呼ばれた。2001年、法廷管理中だった大東造船を買収し、STX造船をスタートさせたカン・トクス会長は、グループのビジョンを『ワールドベスト』とし、絶え間なく買収・合併(M&A)を続け、7年後に成し遂げた成果だった。当時カン会長は、STXグループを財界13位に育て、『サラリーマン神話』と呼ばれた。しかし、この時『STX号』は、徐々に沈み始めていた。

無理な事業拡張と低価格受注、不道徳な経営管理で沈没

 何事も恐れぬ規模拡大が禍根になった。造船業界関係者は25日、「好況に陶酔したSTXは、中国にSTX大連を建設し、STXヨーロッパを買収する為に3兆5,000億ウォン投資し、規模を拡大する事に熱中した。海外投資の大半が回収不能に陥り、大規模な損失を抱えた」と伝えた。

 2008年下半期、世界経済を強打したリーマンショックの影響で、受注競争が深刻化した事も危機を煽った。受注『干ばつ』で、低価格攻勢に乗り出した中国企業と出血競争を始めた。無理な事業拡張よる資金難の解決に汲々としたSTXは、力量が無く、建造不可能な船舶に手を付け、低価格受注を繰り返し、赤字は雪だるま式に増加して行く。2013年、赤字の規模は1兆5,000億ウォンに達した。

 更に、カン会長など経営陣のモラルハザードの問題で経営危機に直面し、2013年3月債権団共同管理(自律協約)を申請するに至る。不良を隠す目的で会計情報を操作した事への批判、カン会長を始め、当時の経営陣6人が横領・背任などの容疑で起訴され、昨年10月有罪判決が出ている。

債権団の受注回復への漠然とした期待も災いを育て

 債権団管理の下、STXは約3,600人いた従業員を約2,400人に削減し、構造調整を進めた。債権団も2兆ウォン台の出資転換と同時に、新規資金を4兆5,000億ウォン輸血した。しかし、高付加価値船舶で無く、バルク船など中・大型汎用船を主に建造するSTX造船が、赤字のドロ沼から脱する事は無かった。2014年3,137億ウォン、2015年2,108億ウォンの営業損失を記録し、今年第1四半期も436億ウォンの損失を記録している。自律協約が開始された2013年4月、受注残高で世界5位の地位を踏み台に、受注を拡大すると言う債権団の予想は空念仏に終わった。昨年末以降、新規受注が途切れ、将来も不透明である。

 共同管理の過程でも、迂余曲折は多かった。債権団は昨年末、追加で4,000億ウォン支援し、『特化中・小型造船会社』に変貌させる構造調整策を発表した。しかし、ウリ・KEBハナ・新韓銀行など、都市銀行が反対買収請求権を行使して脱退し、債権団は産業銀行(48%)、輸出入銀行(21%)、農協(18%)など、国策・特殊銀行だけになる。

 債権団も、STXの法廷管理転換で、大規模な引当金を積立てざる得無い境遇に置かれている。貸付と支給保証など、債権団のSTXエクスポージャーは6兆ウォン台に達する。内、自律協約後の新規資金支援額である貸付と前受金返還保証(RG)が4兆ウォンに達する。業界は債権団が2兆ウォン以上、引当金を積み立てる必要があると見ている。債権団の損失はこれで終わらない。STXが法廷管理に入り、発注企業がRGを要求すれば、それも支払う事になる。RGの規模は1兆2,000億ウォンに達する。

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 債権団の自律協約によるSTXの支援にも関わらず回生に失敗し、自律協約の有り方への批判も大きくなると見られている。キム・サンジョ漢城大教授は昨日レポートを発表し、「昨年8月20日時点で、産業銀行が債券を保有する構造調整企業99社の財務状況を分析した結果、自律協約は決して先制的な構造調整とは言えず、むしろ大企業の構造調整を遅延させ、不透明な官治金融を誘発する主な原因になっている」と指摘している。
http://media.daum.net/economic/newsview?newsid=20160525190433241

タコ足式拡張→低価格受注→財務悪化→赤字累積→倒産
1997年に倒産した韓宝・起亜・真露グループとほぼ同じ。
不良債権を処理出来ず、資金支援して延命し続け、金が続かなくなって、やっと決心する銀行の対応も全く同じ。
最終的には、銀行の健全性が悪化し大騒ぎ。(笑)

同じ状況でも、世襲経営者なら親の七光りで何とかなるかも知れないけど、STXの会長はサラリーマン出身だから親の七光りは無い。
韓国は世襲企業じゃないと生き残れないのかも?
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nanakotedy

Author:nanakotedy
イタリア ローマで生まれ、10歳までイタリア育ち
大学卒業後、帰国
母方の祖父母と同居中

度重なる歴史認識の違いと言う言葉に、改めて近代史を学び直しています

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