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【まだまだ続く】

[海外建設不良のドロ沼]①
終わらない悪夢・・・12兆ウォン更に不良
2015.11.25 13:36 朝鮮Biz

 2010年前後、サウジアラビア・アラブ首長国連邦(UAE)など、中東で攻撃的に工事を受注した建設会社が、相次いで大規模な赤字を記録している。当時、建設会社が低価格で受注した事業の一部は、まだ未完成で、潜在的な不良は、依然残されている。低価格海外事業受注の原因と実態を調査してみた。


 2013年3月28日、サムスン物産は、レイトン(Leighton Holdings)・ジョン·ホランド(John Holland)コンソーシアムは、ロイヒル(Roy Hill)ホールディングスから、ロイ・ヒル鉄鉱・石鉱山プロジェクトの基盤施設建設工事を56億オーストラリアドル(当時の為替レートで約6兆5,000億ウォン)で受注した。ロイヒルプロジェクトは、POSCO建設・STXコンソーシアムが63億オーストラリアドル(約7兆3,100億ウォン)で受注する為、2年以上努力していたが、事業権は終盤更に低い価格を提示したサムスン物産が手に入れた。

 プロジェクトを奪われたPOSCO建設とSTXはいきりたった。チョン・ドンファ当時POSCO建設副会長は、「(サムスン物産が、事業を受注する)僅か数ヶ月前、下請けに参加すると協議していたサムスンが、我々を排除し発注会社と契約した。この様な事は、あってはならない」と、不満を爆発させた。STXは、大統領府に嘆願書を提出し、「サムスン物産は、自社の利益のみを優先し、POSCO・STXコンソーシアムの受注を霍乱・妨害するなど、道義に反し、莫大な国富流出を招いた」と主張した。

 サムスン物産は、ロイヒルプロジェクトを適正価格で受注したと対抗した。しかし、業界は、ロイ・ヒル事業の低価格受注で、サムスン物産は、このプロジェクトで、1兆ウォン台の損失を記録すると予想している。サムスン内部も、ロイヒルプロジェクトで、1兆ウォン前後の損失を記録すると見ている事が分かった。

 サムスン物産の他、サムスンエンジニアリング、大林(テリム)産業、GS建設など、2009年~2013年まで中東市場で激しい受注戦争を繰り広げた建設会社は、2012年、兆単位の赤字を反映している。しかし、残りの工事で発生し得る損失と、回収の可能性が低い工事代金=未請求工事額を合算すると、潜在的不良規模は最大12兆ウォン台に達すると予想されている。

低価格受注競争で、工事額の20%以上が損失

 サムスンエンジニアリング、GS建設、大林(テリム)産業、SK建設など、海外で無理に事業展開した建設業者は、一部の問題プロジェクトで、工事額の約20%を損失として反映している事が分かった。問題プロジェクトとは、契約時の工事額と異なり、追加費用が発生し、原価が上昇したプロジェクトの事を言う。建設会社が原価の上昇分を発注企業から回収出来れば問題無い。しかし、施工会社のミスによる原価上昇分は、損失として処理する事になる。

 大林(テリム)産業は、サウジアラビアに建設中の『Shiba ⅡPower Plant』、『Sadara MFCプ』、『イソシアナート(Isocyanates)』、『ラビク2(RabighⅡ) CP1・CP2』の5プロジェクトと、クウェートに建設中の『LPG Train-4』、『KNPC SHFP』の2プロジェクトに、1兆~1兆5,000ウォンの引当金を積んでいる。内8,000億ウォンは損失と決定した。7件のプロジェクトの今年6月末時点の総工費は5兆8,470億ウォンで、総工費の21%を引当金(1兆2,500億ウォン)として積んでいる。

 2013年に1兆ウォン以上、今年第3四半期、更に1兆ウォン以上の営業損失を記録したサムスンエンジニアリングは、アメリカのダウ(Dow)石油化学プロジェクト、サウジアラビアのShaybahガスプロジェクト、アラブ首長国連邦Takreer CBDC精油プロジェクトなど、7件のプロジェクトで、最低1兆6,400億ウォンの損失を記録し、9月末時点のこれらプロジェクトの総工費は8兆4,990億ウォンで、これまでに確認された損失は、総工費の約19%に達している。

 GS建設も、サウジアラビアのPP-12複合火力発電所建設工事、ラビクUO1、ラビクCP 3&4プロジェクトで、3,200億ウォンの損失を記録し、損失額は総工費(2兆4,100億ウォン)の13%水準だ。

 建設会社が海外事業で大規模な赤字を記録した理由は、想定外の状況が発生し、工事費が増加したからだ。某大手建設会社関係者は、「2008年のリーマンショック以降、不動産景気が悪化し、国内の仕事が減少し、大手建設会社は一斉に海外に目を向け、受注競争が激化した。目先の売上を上げる為、利益を削り受注したものの、想定外の費用が発生し、損失は雪だるま式に拡大した」と話した。

赤字は反映したが・・・工事中のプロジェクトの損失2兆ウォン台

 サムスンエンジニアリング、GS建設、大林(テリム)産業、サムスン物産、大宇建設が、2009年~2013年まで、サウジアラビアやUAEで受注した問題プロジェクトの一部は、未だ工事中だ。大信証券によると、6月末時点で工事中の問題プロジェクトは、サムスンエンジニアリング、大林(テリム)産業、GS建設が各7件、大宇建設が6件だ。サムスン物産では、オーストラリアのロイヒルプロジェクトが問題プロジェクトが挙げられてる。

 建設会社が、問題プロジェクトで、今後どれ位の損失を記録するのかを予測する事は難しい。しかし、過去の引当金設定比率、受注残額を考慮すれば、サムスンエンジニアリングは約8,100億ウォン、大林(テリム)産業は約1,830億ウォン、GS建設は約500億ウォンの引当金を積む事になると推定される。サムスン物産は、オーストラリアのロイヒルプロジェクトで1兆~1兆5,000億ウォンの損失を記録すると、業界関係者は見ている。これらを全て合わせると、2兆430億~2兆5,430億ウォンに達する。

 サムスンエンジニアリングは、3兆2,480億ウォンの『Takreer RRE Utilities & Offsite』プロジェクトに、現時点で引当金を積んでいない。このプロジェクトは、工事期間に費用が追加発生し、損失が予想されている。更に、Takreer CBDCプロジェクト、シャイバーガスプロジェクトの残高を合わせると約9,270億ウォンになる。これら3件の事業の工事額に、19%の引当金を(問題プロジェクトの完成工事額比引当金比率)積むと仮定すると約8,100億ウォンになる。

 大林(テリム)産業は、7件のプロジェクトの残高が8,560億ウォンで、特に、工事進行率が低いサウジアラビアのラビクプロジェウト(81%)、クウェートの『KNPC SHFP』プロジェクト(20%)は、今後、どれだけ損失が出るのか予想出来ない。イ・ソンイル大信証券研究員は、「工事進行率が80%程度になれば、事業の輪郭が明確になり、損失規模を推定する事が可能になる。進行率の低いプロジェクトの利益や損失の規模を予想する事は困難」と話した。

建設会社5社、損失リスクが高い未請求工事額10兆ウォン

 建設会社が工事費を回収出来無い未請求工事額は、潜在的不良の可能性が高い。未請求工事額は、発注企業から支払われる可能性がある代金で、企業は利益として反映するが、最終的に回収出来なければ損失として処理する事になる。サムスン物産、サムスンエンジニアリング、GS建設、大宇建設、大林(テリム)産業の5社の9月末時点の未請求工事額は10兆1,091億ウォンに達している。

 国内事業の未請求工事額は、回収の可能性が高いが、海外事業は回収出来ず、損失として処理するケースが多い。未請求工事額を、まとめて損失に反映すれば、黒字だった企業が、突然赤字に転落する事もある。

 未請求工事額の内、どの程度が損失なのか予断出来ず、海外事業の売上割合が大きい程、未請求工事額が損失に繋がる可能性は高い。サムスンエンジニアリングは第3四半期、1兆4,762億ウォンの営業損失を記録したが、第2四半期末の未請求工事額2兆3,163億ウォンは、第3四半期末1兆6,779億ウォンに、6,384億ウォン減少している。韓国信用評価は、未請求工事額の減少分の大半が損失だと予想した。5社の未請求工事額10兆ウォン内、30~40%回収出来い場合、損失は3兆~4兆ウォンになる。

 専門家は、未請求工事額が、突然増加する場合、大規模な損失は避けられないと話す。5社の内、第3四半期、未請求工事額が大幅に増加しているのはGS建設とサムスン物産だ。GS建設の未請求工事額は、第2四半期末の2兆7,310億ウォン→第3四半期末3兆1,739億ウォンに、4,429億ウォン増加し、サムスン物産の未請求工事額は、第一毛織との合併の影響で、同期間2兆364億ウォン→2兆3,533億ウォンに増加している。

 イ・ギョンジャ韓国投資証券アナリストは、「売上に占める未請求工事の割合が一定範囲内で動けば、アーニングショック(大幅の実績低下)の可能性は小さい。未請求工事債権の突然の増加は、工事進行率について、受注企業と発注企業の見方が異なる事を意味し、観察が必要だ」と話した。
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2015/11/24/2015112403722.html?main_hot3

受注額が分かった時点で、韓国以外の全ての国、韓国企業以外の国の全ての企業、朝鮮人以外の地球上の人間は、赤字になると知ってたけどね?(笑)
朝鮮人に、建設や造船など、受注~完成まで何年もかかる事業の原価計算な~んて、出来るはずが無いんだから、全て想定内。

不況の最中に、造船会社に10兆ウォン、海運会社に1兆ウォン、建設会社に10兆ウォンの金融支援?
韓国政府に、そんな金あるの?(笑)
まあ、朝鮮日報は、政権と企業とグルだから、批判する資格は無いけどね?

韓国の苦悩は蜜の味。
韓国企業の悪夢が続くって事は、喜ばしい事だね?

[海外建設不良ドロ沼]②
【『知らない癖に、知ってるフリ』・・・実績に執着・力不足・管理能力不足】
2015.11.26 08:17 朝鮮Biz

 『プロジェクトの規模が拡大し、過程が複雑になり、プロジェクトを進めるだけの実力は無かった。中東の情勢不安など、想定外のリスクが発生した。原油価格下落の長期化で、発注企業の状況が悪化し、工事遅延で原価が上昇した。』

 サムスンエンジニアリングが、今年第3四半期1兆5,127億ウォンの営業損失を記録を公表した際の実績不振の理由だ。2013年と同様、今回も海外事業が問題になっている。

 建設業界が、海外事業の不良で危機に陥る事は、今回が初めてでは無い。1990年代後半、アジア通貨危機で、東南アジアの発注が減少し、工事量を確保する為、国内の建設会社は低価格受注していた。その影響は、2000年代初頭まで続き、2008年のリーマンショックとヨーロッパの財政危機が爆発した後も、低価格受注の亡霊は続いた。ヨーロッパの建設会社が、悪化したヨーロッパ市場を抜け出し、中東の受注戦に参加し、国内の建設会社は低価格受注で対抗し、それが2013年、建設会社の大規模損失に繋がっている。

 『中東の呪い』は、相変わらずだ。建設会社は、なぜ同じ失敗を繰り返すのか?

◆  『短期実績への執着が、過当競争を招く』

 通常、建設会社は、海外のプラント工事に参加する以前に、プラントの建設予定地、資材の調達方法、発注企業が望むプラントの出力、それに伴う資材費用などを考慮し、工事額を算出する。しかし、この過程で、国内の建設会社は、適正な利益を確保出来無い、低い金額を発注企業に提示して来た。

 海外の建設会社は勿論、国内の建設会社との競争に勝たなければ、数年間、安定的な仕事確保出来無いからだ。最近は、国内の住宅市場が回復し、低価格受注に伴う大規模損失が目立つ建設会社は、慎重に海外の工事を受注している。しかし、僅か3年前、不動産市場は大幅に悪化し、建設会社の海外に於ける競争は激化していた。

 某大手建設会社の役員は、「国内の建設会社は、最高経営者(CEO)の経営能力の評価の為に、短期的な実績に執着する傾向がある」と話した。

 問題は、工事中の設計変更や資材の調達遅延などの悪材料が重なれば、建設会社が莫大な損失を抱える事になる点だ。

 実際、GS建設は、2013年第1四半期、5,354億ウォンの営業損失を記録したが、この内、アラブ首長国連邦(UAE)のルワイス精油施設工場で発生した損失4,050億ウォン、サウジアラビアのEVAプラント工事、カナダのオイルサンド、クウェートの石油パイプライン工事など、7件の海外プロジェクトで5,290億ウォンの損失を記録している。

 このプロジェクトの大半は、GS建設が2009年~2011年に受注し、当時会社は、「設計段階では赤字で無く、実行段階の問題が、大規模な損失に繋がった」と発表していた。下請け企業の工事問題、工事進行過負荷による工期遅延、契約変更による工事費の増額を反映しなかった事が問題だったと説明していた。

 サウジの現場に10年以上働いた某大手建設会社関係者は、「例えば、配管が100本必要なプラント工事を80本で設計し、工事費を下げる形でプロジェクトを受注して来た。最終的に、設計通りの工事が出来ず、資材を追加する事になり、その分費用が増加し、損失に繋がる構造だった」と話した。

 匿名を要求した建設業界関係者は、「2009年以降、国内建設会社間の競争が熾烈になり、収益性が確実で無い事業を受注した。2013年、建設会社の海外事業で大規模な損失が発生した事も、これと無関係では無い」と話した。

◆ 実力不足と受注暴食

 実力以上の事業を受注した事も損失の原因になっている。大規模プロジェクトの工程は5万工程を上回り、施工過程で想定外の状況が発生すれば、工事費は増加し、赤字は避けられない構造だ。

 サムスンエンジニアリングが、2012年に受注したサウジ・アラブ首長国連邦(UAE)のCBDC精油プロジェクトは、当時のサムスンエンジニアリングにとって未経験の精油プロジェクト事業だった。事業のノウハウは無く、生産性が低く、追加工事が発生し、大規模な損失を抱える事になった。

 サムスンエンジニアリング関係者は、「当時受注した海外プロジェクトは、計画通りに進まず、施工過程で想定外の追加費用が必要になったり、発注企業の要求で追加工事を行うなど、交渉力も足りず、工事代金が回収出来無いなど、複合的に問題が発生した」と打ち明けた。

 海外の建設会社は、基礎の独自技術、基本設計(FEED)と同時に、プロジェクトの初期段階に必要な高付加価値技術・競争力を保有している。プロジェクトの施工初期、工事過程で発生し得るリスクを最大限避け、利潤の最大化に努める。

 一方、国内の建設会社は、設計(engineering)、調達(procurement)、建設(construction)、試験運転など、工場設備を運転出来る状態に仕上げて引き渡す「設備一括請負契約」(フルターンキー契約)で受注して来た。この契約方法は、収益率が相対的に低い上、初期に決めた金額で工事を行う為、リスクが大きく、想定外の追加費用が発生すれば、損失が発生する可能性が高い。

 リュ・ジョンハ韓国信用評価企業評価本部アナリストは、「国内の建設会社が低価格受注した海外のプロジェクトは、きちんと見積もり出来ず、プロジェクトが大き過ぎて管理出来なかった」と話した。

 「施工能力だけでならば国内建設会社は、スペイン、イタリア、中国、日本など、海外の建設会社に引けを取らない。しかし、フルターンキー契約は、設計・調達が重要で、国内の建設会社が資材を調達出来る企業数は限定的で、調達段階から計画通りの利益を確保出来なかった事が影響した」と話した。

◆ 損失減少する為の管理能力不足

  専門家は、国内の建設会社の管理能力不足も、繰り返される海外不良の原因と見ている。

 実際、サウジアラビアの発注企業は、日程・品質管理など、プロジェクト管理に厳格で、契約と異なればペナルティを賦す企業として有名だ。中東事業の経験が豊富なサムスン物産でさえ、クラ発電所建設プロジェクトでは不覚を取っている。洪水で工事日程が遅延したが、発注企業は自然災害を認めなかった。

 サウジ政府が、2012年以降、青年失業率解消の為、『サウダイゼーション』と言う雇用政策を実行し、人件費が大幅に上昇した事も、追加工事費の発生に影響した。サムスン物産は最終的に、今年第3四半期、発注企業との協議に失敗し、この現場で1,500億ウォンの原価を追加負担している。

 サムスン物産関係者は、「損失は1,500億ウォン程度と見ていたが、洪水による遅延と追加費用については、現在も発注企業と交渉している。クラプロジェクトは、洪水の他にも工事遅延に影響した要因が幾つもある」と話した。
http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2015/11/25/2015112502475.html


※サウダイゼーション(サウジアラビア化)=新労働法(06年施行)サウジ人雇用強化政策があり、一定比率のサウジ人の雇用が義務付けられている。
新労働法 26条では、雇用主に対し、全従業員の75%以上をサウジ人とするよう定められたが、労働省は08年12月、民間企業のサウジアラビア人比率を、2010年までに30%とする決定を発表している。製造業、建設、農業、清掃業等、従来サウジ人の勤務が少なかった産業に対しては、ケース・バイ・ケースで5~20%の範囲で雇用率が適用される。サウジアラビア人の雇用数が、基準を著しく、または継続して下回った場合、外国人従業員用ビザ申請(新規・更新)の却下、公共事業への入札禁止等の措置が取られる。

全てに於いて、能力を過大評価し過ぎなんだよ!!
出来もしない癖に出来ると言うのも、最後に被害者面するのも、いつもの事だし。(笑)

原価割れのダンピング受注の上に、フルターンキー契約・・・しかも、政情不安な中東で。
無駄に勇気がある事だけは認めるわ。(笑)


JETORO:製造設備一式をターンキーで輸出する際の留意点
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プロフィール

nanakotedy

Author:nanakotedy
イタリア ローマで生まれ、10歳までイタリア育ち
大学卒業後、帰国
母方の祖父母と同居中

度重なる歴史認識の違いと言う言葉に、改めて近代史を学び直しています

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