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【30大グループ系列会社1/3 『財務不良』・・・完全資本蚕食80社】
2015.10.11 06:07 聯合ニュース

赤字系列会社の割合37%・・・3年で7%↑

 【ソウル聯合ニュース=カン・ジョンフン記者】国内30大グループ系列会社の3社に1社は、債務比率が過度に高い又は完全資本蚕食状態に陥るなど、財務構造に問題がある事が明らかになった。

 これは、赤字拡大に従ったもので、『財務リスク』系列会社の割合が徐々に高まる傾向にある事が懸念されている。

 11日、財閥ドットコムによれば、『2014会計年度、個別監査報告書』基準で、30大グループ系列会社1,050社の内、完全資本蚕食状態の系列会社が80社、債務比率200%越えの系列会社は246社と集計された。

 2つの例を合わせた数字は326社で、系列会社全体の31.0%に当る。

 30大グループ系列会社の1/3が、財務不良状態にある事を意味する。

 これは、公企業・金融会社を除く資産上位30大グループの非金融系列会社を基準に分析した結果だ。

 資本蚕食とは、企業の赤字幅が拡大し、資本金が蚕食される事を意味し、資本総計がマイナス(-)の場合、完全資本蚕食と言う。

 債務比率は、企業の資産に占める借金の割合を示す指標で、通常200%を越えると、財務構造が健全で無いと見る。

 3年前に比べ、30大グループ系列会社の財務状態が、悪化している事が確認出来る。

 2011年、同じ基準で、財務リスク状態に分類される企業は系列会社1,117社の内、296社(26.5%)だった。

 3年ぶりに財務不良系列会社の割合は、4.5%増加している。

 グループ別では、経営危機の東部グループの財務不良系列会社の割合が昨年61.0%で最も高い。

 東部グループは、昨年基準で41社の系列会社の内、完全資本蚕食が16社、債務比率200%超えの系列会社が9社あった。

 富栄、ハンファ、KCC、暁星(ヒョソン)、OCI、大宇造船海洋、GSグループは、財務不良と判断出来る系列会社の割合が40~50%に達している。

 主な企業の財務状態悪化は、景気鈍化と競争力弱化に伴う実績不振が原因と分析される。

 30大グループ系列会社の内、当期純利益が赤字の企業は、昨年384社で、全体系列会社に占める割合は36.6%に達している。

 2011年基準の赤字系列会社数は331社で、割合は29.6%だった。

 赤字系列会社の割合が、3年ぶりに7%急増した事になる。

 昨年、赤字系列会社の割合が高いグループは、東部(63.4%)、POSCO(58.0%)、富栄(57.1%)、GS(51.3%)などで、斗山(トゥサン)、大林(テリム)、S-Oil、東国製鋼は50.0%だった。

 チョン・ソンソプ財閥ドットコム代表は、「世界的な景気鈍化、内需市場沈滞などで、企業実績が悪化し、財閥グループ系列会社の財務状態に赤信号が点いている。系列会社の財務状態が悪化傾向にある点も懸念している」と話した。
http://www.yonhapnews.co.kr/economy/2015/10/10/0301000000AKR20151010033500008.HTML?template=5566

財閥企業の悪質な粉飾決算の手法は、
 ・代表企業を黒字に見せる為、代表企業の赤字分を系列会社に割り振り、赤字分と同額の系列会社の黒字を代表企業に乗せかえる。
・ グループ企業の赤字を全部集め、系列企業数社を赤字にし、それ以外の系列会社は僅かにでも黒字に・・・。
・ 表に出せない金をグループ内でロンダリングする。
代表的なのは、この3つ。
系列会社とは別に、複数の持株会社を設立し、そこに赤字を回す事もあるんだけどさ。

こんな感じで、グループ内で、グルグル、グルグル回す訳。
だから、IRを公開せずに済む非上場の系列会社が、どうしても必要になる。

財閥グループの構造が極めて複雑で、分かり難いのは、グループ内の金の流れを、監督官庁や警察・検察が追えない様にする為だし、実際の所、金の流れを全て、正確に把握している人は、誰1人いない気がするけどね?(笑)
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プロフィール

nanakotedy

Author:nanakotedy
イタリア ローマで生まれ、10歳までイタリア育ち
大学卒業後、帰国
母方の祖父母と同居中

度重なる歴史認識の違いと言う言葉に、改めて近代史を学び直しています

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