かつての日本は美しかった

日本人の為の日本、かつての美しかった日本を取り戻さなければなりません。

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【黒幕は誰だ?】

【法の上に金・・・『常に刑務所の塀の上を歩く思い』
[H Cover Story]脱税・犯罪、汚れた社債業界
2015.10.03 04:40 KOREA TIMES

利率上限は表の話
業者が要求するのは利率

年2,900億 数百%で貸し
収入の5%だけ縮小申告も
大型事件の前は、実所得『真っ暗』

血も涙も無い
『1度許せば、踏み倒される』
どんな切迫した事情も通じない

金の臭いを嗅ぎ付けるいかさま師の得失
非情・陰謀が幅を利かせる世界


 2012年1月、ソウル地方国税庁調査4局職員数十人が、「明洞社債王」チェ・ジンホ(61)氏の汝矣島の自宅・オフィス・親戚の家など10数ヶ所に押しかけた。国税庁は、チェ氏の秘密金庫を確認し、企業約100社と金銭取引をしていた帳簿・通帳などを確保した。チェ氏は、急に金が必要になった企業に、数日だけ貸す条件で、数十億~数百億ウォンを融通し、数億ウォンの利子を得たが、税務当局に適切に申告しなかった。当時、明洞の私債業界(ヤミ金)は、「他人事じゃ無い」と、緊張した雰囲気が、歴然と漂っいたと言う。チェ氏は、租税犯処罰法違反容疑で起訴され、裁判を受けている。

 チェ氏の例は、違法・脱税で、塀の上を歩く私債業者の現実を端的に示している。冷たい視線で後ろ指を刺されても、私債業者が下手に日の当る場所に出られない理由も、『奪い、奪われる事』があまりに多いからだ。

税務申告はゴム紐

 『ラッシュ・アンド・キャッシュ』のように、制度圏の大手貸付会社で無く、日陰で動く私債業者も、当局に事業者申告する必要がある。問題は、どれだけ誠実に利子などの所得を申告するかだ。明洞(ミョンドン)で、出合った50代の銭主(せんしゅ)は、「私がいくら申告するかは特級機密だ。他の銭主(せんしゅ)は、通常所得の20~30%程度のみ申告する」と耳打ちした。明洞(ミョンドン)の私債市場で、専門分野に強い大物仲介業者は、「10億貸し、1ヶ月2%の利子を貰うとしよう。そして、0.5~1%程度のみ申告する。 それが、最低のルール」と伝えた。

 一時、明洞(ミョンドン)の私債市場で、税務申告を代行していた幹部は、「税務申告は、ゴム紐と思えばいい。申告金額が、あまりに上下するのは良く無い。収益規模と今後の申告金額を考慮し、思い通りに調節する」と伝えた。書類を操作し、縮小申告する方法については口を閉さずが、「この仕事をしている内に自然と体得する為、全然難しく無い」と話した。

 韓国日報が入手した某私債業者の2007~2008年の取引企業の名簿を見ると、一般製造会社、情報通信企業、エンターテインメント、建設会社、貯蓄銀行、ベンチャー企業など、ほぼ全ての業種の46社が私債資金を使っている。企業は、最短で1日、最長1ヶ月、有償増資・会計監査に備え、粉食会計用として金を借りている。具体的に記載されている金額(23社が借りた金)だけで2,902億ウォンに達している。私債業者は、通常100億ウォン貸すと1日=2,000万ウォンの利子(年72%)を取るが、多い場合は5,000万(180%)~7,000万ウォン(252%)の利子を取っている。この私債業者は、稼いだ収入の5%程度のみ申告していると知人は説明する。

 2002年、利率の上限を規定した貸付業法が制定された後、年66%に達した最高利率は下がり続け、昨年34.9%に下がっている。しかし、私債業者は、何ら影響は無かったと言う。利率の上限は、実際の取引に影響せず、10%台に下がっても損害は無いをさえ言われている。特に、急場の金が必要な企業や事業家に、私債業者が要求するのは利子だ。明洞(ミョンドン)の某貸付仲介業者は、「利率の上限より、制度圏の貸付業者の盛業と政府の政策資金などで、仕事そのものが減る事の方が心配事だ」と話した。

追い、追われる脱税調査

 では、税務当局は、どうやって私債業者の脱税を摘発するのか?私債を借りて使用した企業の財務諸表などには、出所不明の大金が記載されている。国税庁は、税務調査のノウハウが蓄積され、誤魔化しはかなり捕捉出来る。金融情報分析院(FIU)を介して行われる2,000万ウォン以上の金融取引の監視も脱税摘発に役に立っている。前国税庁関係者は、「有償増資や買収合併過程で、私債業者の金が流れるケースは多く、捕捉した取引は全部監視する。私債を借り、使用した企業に圧力をかければ、金の出処を明かすケースが度々あり、貸付仲介業者が隠れた取引を告白する事もある」と伝えた。

 にも関わらず、私債業者が所得申告の時脱落した金銭取引を、当局が詳しく知る方法は殆ど無い。稼いだ総額を税務当局に申告する様になっているが、金を借りる側にも、それなりの事情があって、内密に私債業者が金を融通した事で、私債業者が脱税を申告する可能性は無い。明洞(ミョンドン)の某私債業者は、「チョンジュと言われる大きな損失は、代理人を立てたり、借名取引する為、書類上に残さず、大事件が起きる前に脱税を摘発する事は困難」と明かした。

 当局の監視を避ける私債業者の動きは素早い。ソウル新寺洞(シンサドン)の某貸付業者は、「貸付業者が集まる明洞(ミョンドン)、乙支路(ウルチロ)、新寺洞(シンサドン)付近の銀行に開設した通帳は、税務当局のターゲットになり易い為、市内から遠く離れた町で通帳を作る事もある」と伝えた。

非情と陰謀に塗れ

 裏取引が幅を利かせている事で、私債市場では呆れる様な詐欺事件が頻繁に発生し、予期しない訴訟に飛び火するケースもある。銭主と組んで旧券貨幣を数百億ウォン以上保有しているとして、金が入金された通帳を見せ、有力者との交際費名目の金を毟り取る詐欺師もいる。冷酷な人間関係を維持する私債市場の特徴について、引退した70代の私債業者は、『仕方が無い属性』と説明した。「5,000万ウォン借りた依頼人は、4才の娘が病気だと事情を説明し、1ヶ月返済を延ばして欲しいと頼んだものの、一刀両断『出来無い』と突き放した。今思えば悔やまれるが、それが最低のルールだ。1度許せば借金は膨れ上がり、踏み倒される事は常、依頼人が私債業者を甘く見る事になる。」

 20年間明洞(ミョンドン)で働き、最近信用情報会社を経営する事業家も、「非情と陰謀に塗れた世界だが、結局、信頼が資産だ。欲張れば必ず事故が起こる」と話した。実際、私債市場に長く留まりたい人は多く無いと言うのが業界関係者の共通の意見だ。

 5年前、明洞(ミョンドン)から手を引いた40代の私債業者は、「ここは、あらゆるいかさま師が集まる場所だ。常に刑務所の塀の上を歩く様な緊張感の中で働くのがイヤでやめた」と話した。
http://www.hankookilbo.com/v/e6fc4fe318fc4566aec26191b0e4ef8a


【『一攫千金』夢見る私債市場、変らず盛業中】
2015.10.03 04:40 KOREA TIMES

制度圏の吸収・取締り強化にも関わらず
依頼者の問合わせ電話殺到
業者『浮き沈みはあるが、不況は無い事業』


「以前程ではありませんが、上手くやれば大きな金に触れる事が出来ます。」

 ソウル明洞(ミョンドン)で20年以上貸付仲介業者として働いて来た50代の女性A氏は、先月末、記者に会い、私債を礼賛した。高金利に脅迫、背筋が寒くなる様な単語が飛び交う私債市場を訪れる人は相変らず多いと説明した。「最近、難しく無いか?」と聞くと、「浮き沈みはあるけど、不況は無い事業」と答えた。A氏は、「制度圏に随分吸収され、取締まりも厳しくなったけど、私債需要はそれほど変らない」と話した。会話中でもA氏は、依頼者の電話に出る事に忙しかった。

 パク・クネ政権の地下経済陽性化政策、税務当局の取締まり強化、利率上限規制で、下り坂を歩いているとされた私債市場は、相変らず盛業中だった。

 明洞(ミョンドン)で12年間働いた前私債業者のB氏は、明洞(ミョンドン)のど真中のKビルとUビルを指し、「明洞(ミョンドン)は、中国観光客だけが溢れているのでは無い。ビルの中に入れば、金で遊ぶ事務所が溢れている」と伝えた。明洞(ミョンドン)私債市場の主な舞台は、個人を対象とした小額私債遊びで無く、企業融資と不動産投資だ。某私債業者は、「年末残高証明などで安全に金儲けする人がいるが、企業の私債と比較すれば小遣い稼ぎのレベル」と話した。

 B氏によれば、明洞(ミョンドン)私債業者は、2つの鉄則を持っていると言う。「沢山儲けるよりも、借した金をキチンと貰う事が重要。返済期間は短いほど良く、どんなに長くても3ヶ月以上は、絶対しない」と言う事だ。

就職出来ない大学生・早期退職者
『ゼロからしっかり学びたい』
一攫千金の欲に就職も


 若い層の就職難と早期退職による珍現象も目立つ。ソウル江北(カンブク)地域で『インベストメント』と言う看板を揚げ、私債業を営むC氏は、昨年事務所を訪れた大学生を帰す事に四苦八苦した。「大金を稼ぎたいと言うのです。就職も大変だが、休学してでもゼロからしっかり学びたいと」最近、金融業に従事していた退職者が、私債市場の門を叩いているとC氏は耳打ちした。

 短期間に大金を稼ぎ、大金持ちになった資産家の話が加わり、一攫千金を夢見る人が集まって来る。数千億ウォン集めた私債業者5~6人の名前は、この世界で広く知られている。最近、5億ウォンで始め、4年で100億ウォン稼いだ中小私債業者が、明洞(ミョンドン)で話題になった。

 日系貸付業者の躍進で、昨年貸付業者全体の融資額は、5年前の2倍に達する11兆ウォンを突破した。しかし、未申告、縮小申告された取引を含めた取引額は、遥かに多いと推定される。B氏は、「地下の私債市場規模は、公式統計の5倍以上と考えればいい。少なく見積もっても50兆ウォンは越えるだろう」と話した。
http://www.hankookilbo.com/v/2de0fc1ac74845b28d8739c9a5c88bf7


【暗黒カーテンの中、数千億動かす大手】
[H Cover Story]私債市場の不文律『金に名前は無い』
2015.10.03 17:04 KOREA TIMES

影も見えない錢主
先祖代々の資産家など大手から
マネーロンダリングしたい財閥・機関まで

法人・代理人立て身分隠し
中小業者はガッポリ稼いで足を洗う


 個人の小額融資より、企業や事業家に大きな金を貸し、投資する金で遊ぶ場所である私債市場は、ソウル明洞(ミョンドン)、乙支路(ウルチロ)、新寺洞(シンサドン)、テヘラン路、汝矣島(ヨイド)などの地にあるが、その実体や内幕を覗き見る事は容易で無い。それほど隠密だ。これらは当局に、貸付業・貸付仲介業として申告しているが、看板を揚げずにオフィスを運営しているケースが少なくない事は、刺すような視線に劣らないほど、表に出ても良い事が無い事を示している。看板を揚げるにしても、『キャピタル』『インベストメント』『商社(商事)』『不動産』『コンサルティング』を好む。前・現貸付業者7人に会い、私債市場の現在を探ってみた。

私債市場の人々

 最短で1日、最長3ヶ月以内の高収益創出を目標にする為、短期間に大きな金に触りたい者が参入する。数億ウォン台の小額で私債業に参入した者もいるが、私債市場を思うがままに動かす大きな銭主は他にいる。これらは、買収合併・有償増資などの企業投資、不動産、残高証明融資など、金になりさえすれば何にでも群がる。

 明洞(ミョンドン)の私債市場に、20~30年身を置いた人の話を総合すれば、先祖代々の資産家、早目に明洞(ミョンドン)に土地を購入し、自力で成功した私債業者の影響力が大きいと言う。これらは、数千億ウォン稼ぎ、息子や婿に事業を譲るほど、事業への愛着は大きいが、法人又は代理人を立て徹底的に身分を隠す。業界関係者は、「株式担保融資が主なB会長、年末残高証明で稼ぐC会長と同じ様な全国区の大きな銭主は、検察捜査などで発覚する以外で、正体を知る事は難しい」と伝えた。

 財閥一族の個人資金が、投機やマネーロンダリングの為、代理人を挟み私債市場に流入するケースもある。この様な金は、短期間に『稼いで潜る』性格が強く、投機性が強い特徴があると言う。

 資金運用に法的制約が多い宗教団体・私学財団の資金が、私債市場で銭主の役割をする事もある。今年初め、中堅企業C社が運用資金を私債市場で調達したと噂されたが、プロテスタント系宗教団体が資金源と言われていた。最近は、蟻の資金を集め、専門的に運用する業者も登場している。

 不文律は、銭主が誰かを絶対明かさない事だ。資金の出処が明らかになれば、税務調査・検察捜査に繋がる為、通常、金銭取引を記録に残さない。

 一部私債業者が、制度圏に進出する事もある。前国税庁関係者は、「名前を言えば誰でも知っている貯蓄銀行・キャピタル会社のオーナーに、私債業者出身の者は少なくない。大きな銭主は、儲かる事が分かる為、他の仕事をする事は出来ない」と耳打ちした。しかし、大半の中小貸付業者は、通常5~6年ガッポリ稼ぎ、這い上がる事が目標だ。貸付業3年目の40代の男性は、「私債市場は非情で、生まれ付いた時から暗い面が多い。父親の職業が私債業者では、子供の負担になる」と伝えた。

高利でも絶えない客

金脈詰まり、急場の金が必要な社長
残高証明の為に、扉を叩く事も

ハイリスク・ハイリターン市場の主な顧客
私債を訪れる者


 私債市場は、超短期資金の供給先だ。高利だと知りながら、ここを訪れる者がいる事には、それ相応の理由がある。資金の流れが一時的に詰まり、急場の金が必要な企業、低信用の事業家が頻繁に足を運ぶ。会社が堅実でも、担保が無い場合又は不適切で制度圏の金融会社から金を借りる事が困難な企業も常連だ。

 しかし、大金を借りる者は別にいる。会社の上場や新事業への進出を計画する企業、買収合併を計画したが資金不足の企業も、株式を担保に私債市場に足を運ぶ。企業にとって株式担保融資は手軽だ。都市銀行と取引すれば、公示する必要があるが、私債市場の株式担保融資を利用すれば、隠密に買収合併など進める事が出来る。しかし、私債業者の金を回して利益を残そうとすれば、買収した上場企業の株価を人為的に操作する又は、会社の金を横領し幽霊会社を設立するなどの事件が度々発生する。

 特に、残高証明の為に、社債業者を利用する建設業者は、最も確実な収入源だ。建設業管理規定によれば、建設業者は年末に財務状態と取引実績を示す通帳残高を当局に申告する事が義務付けられている。政府は不良業者を探し出す為、建設業者の通帳に60日間、一定額以上の平均残高があるのかを確認し、基準に満たない企業には、入札制限・営業停止などの罰則を設けている。財務状態が良好で無い場合や取引実績が振るわない企業は、12月の残高証明に備える為に、金を借りる事に必死になる。 私債業者は、利子を先に手に入れ、依頼人の通帳に入金する代わりに、通帳に質権(一種の根抵当)を設定する為、踏み倒される心配も無く収入を得る事が出来る。問題は、質権を通帳に設定すれば残高証明の効果は消え、銀行が介入する事になる。乙支路(ウルチロ)で会った40代の女性貸付仲介業者は、「通帳の質権設定が分からない様、便宜を謀る銀行が数ヶ所ある。取引が多く、信頼出来る貸付業者だけは見逃す」と説明した。これが、私債市場の一面だ。

 取材過程で会った私債業者7人は、高い利子を取る事は認めたが、それ以外の方法は無いと抗弁する。「踏み倒されるリスクは高く、当局の調査の可能性は常に存在する。『ハイリスク・ハイリターン』事業と考えればいい」
http://www.hankookilbo.com/v/72779944081c43ad803f11e19ae72097

※銭主=銭主(せんしゅ)とは、中世日本における債権者のこと。これに対して債務者を負人・借主と称した。

銭主の中には、財閥は勿論、政治家も多数含まれているだろうね?
パク・クネは、親玉と言えるかもね?
表面的には発展した様に見えるけど、実際は中世に片足を残したままの社会なのよね?
富める者は永遠に富み、貧しき者は永遠に貧しい社会。

地下経済の黒幕、最大の銭主は、大統領とか国だったりして。(笑)
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プロフィール

nanakotedy

Author:nanakotedy
イタリア ローマで生まれ、10歳までイタリア育ち
大学卒業後、帰国
母方の祖父母と同居中

度重なる歴史認識の違いと言う言葉に、改めて近代史を学び直しています

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